ビジネスチャット「LINE WORKS 3.1」を提供、通知のカスタマイズや音声・ビデオ通話の強化などを実施

　ワークスモバイルジャパン株式会社（ワークスモバイル）は27日、ビジネスチャット「LINE WORKS」の新版「同 バージョン3.1」をリリースしたと発表した。通知のカスタマイズ機能を提供するほか、音声／ビデオ通話機能の強化などを行っている。

　今回のアップデートでは、ユーザーが通知をカスタマイズできるようにした。例えば、シフト制での勤務など、就業時間や休日の曜日が異なる勤務体系の人たちが一緒に働く職場において、トークやノートの投稿などの通知を受信する時間帯を、曜日単位で柔軟に設定できるようにした。また、祝日の通知を一括でオフにするオプションを設けたほか、ホーム（掲示板）やノートの投稿および修正時の通知において、重要度や緊急度に応じて、投稿者がトークでの通知を行うかどうかを都度選択できるようにしている。

　さらにビデオ会議において、リモートからスマートフォンで参加するメンバーへの画面共有を実現。ビデオ会議の間に、参加者へ説明資料やテキストメッセージを送信する場合にも、スムーズに参加者の集まるトークルームへと移動できるようUIを改善し、参加者同時の情報共有を支援するとした。加えて、ビデオ通話中に自分の背景をぼかす機能や、ビデオ会議を一括終了する機能も追加している。

　またトークを送る際や予定招待をする場合に、その場でメンバーの状況を確認したいという要望があったことから、メンバーのステータスを表示するように改善した。アドレス帳や予定作成画面、トークルームのメンバー選択画面などにおいて、メンバーの状態（取り込み中・離席中・時間外・不在）が表示されるので、相手の状況を気遣いながら、適切なタイミングでコミュニケーションを取れるとしている。

　このほか、翻訳機能が新たにベトナム語、タイ語、インドネシア語の3言語に対応している。