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ビジネスチャット「LINE WORKS 3.0」リリース、離れた場所で働く人同士の円滑なコミュニケーションを支援

 ワークスモバイルジャパン株式会社(以下、ワークスモバイル)は8日、ビジネスチャット「LINE WORKS」の新版「同 3.0」を提供開始したと発表した。昨今のコロナ禍においてリモートワークが進展したことを受け、離れた場所で働く人同士が業務を円滑に進められるとともに、シームレスにコラボレーションできるよう、さまざまな部分を強化・改善しているという。

 LINE WORKSは、LINEの兄弟会社であるワークスモバイルが開発・提供している、クラウド型ビジネスチャットサービス。チャットや音声/ビデオ通話を行える「トーク」機能、オンライン会議で利用する「ビデオ通話」機能、掲示板で情報を共有できる「ホーム」機能、メール、カレンダーなどのグループウェア機能を搭載するほか、LINEとほぼ共通した使いやすいインターフェイスを備えているため、特別な教育をすることなく、直感的に利用できる点も特徴という。

 今回の新版ではビデオ通話機能を改善し、音声品質や画質、操作性を向上させた。またLINE WORKSでビデオ通話を行う際は、参加メンバーのトークルームを作成してビデオ通話ミーティングに招待する必要があったが、新版では、カレンダーの予定作成画面からミーティングリンクを自動作成可能にしたため、参加者の予定調整が容易になったとのこと。

 さらにビデオ通話時の画面レイアウトも変更されており、スマートフォンでは最大6人まで、PC向けアプリケーションでは最大16人までを同時に表示できる。なおモバイル版アプリでは、通話中の画面を縮小表示させ、通話した状態でトークなど別の操作を行えるPIP(Picture In Picture)に対応した。

 ビデオ通話以外では、カレンダー機能に付随していた「タスク機能」を独立したサービスとしてリニューアルし、トーク画面から、トークの内容と関連付けたタスクを作成できるようにした。タスクの一覧画面では、自分が依頼したタスクと、他人から依頼されたタスクそれぞれの確認を行える。

 加えて、LINE WORKSのスマートフォンアプリ、ブラウザ版、PC向けアプリケーションのすべてにおいてデザインを一新し、視認性を向上させた。

 APIに関しては、Developer向けにリッチなメッセージをトークルームに送信できる新API「Flexible Template」を提供する。Flexible Templateでは、トークルームに送信するメッセージ内でコンポーネントの配置を自由に行え、色やサイズなどを指定してカスタマイズすることが可能。これを利用すれば、従来のテキストベースよりもリッチなメッセージをBotから送信できるとのことだ。

 従来のアドレス帳では、外部連絡先を登録する場合、社内メンバーに共有する共有アドレス帳と、メンバー個人が管理するマイアドレス帳の2つが存在し、格納先がそれぞれ異なる構造になっていたが、今回のアップデートでは外部連絡先のセクションを顧客/取引先に統合。メンバー個人が追加した連絡先も、簡単に社内全体に共有できる構造へと改善した。タグ機能が追加され、連絡先の検索も容易になったことで、社外も含めた働く人同士のコラボレーションが容易になるとしている。

 また新機能の「名刺読み取り機能」では、カメラからの名刺情報の読み取りに対応し、スマートフォンのカメラで読み取った顧客や取引先と交換した名刺をテキストデータに変換してデジタル管理できる。