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HUE、経理財務の申請書をAIがレビューする新機能 判断根拠を明示し監査に耐える運用を可能に
2026年2月6日 14:01
株式会社ワークスアプリケーションズ(以下、WAP)は5日、大手企業向けクラウド型財務会計システム「HUE ACシリーズ」において、生成AIを活用した「AI申請書レビュー」機能を開始したと発表した。
HUE ACは、日々の支払・記帳から決算振替や配賦、月次の連結決算業務まで、会計に関する一連の業務を管理できるクラウド型の財務会計システム。日本企業の細かな商習慣や、業種・業界特有の要件に対応できるほか、新機能追加や法改正対応時も無償でバージョンアップされるため、長く安心して利用できるという。
今回追加された「AI申請書レビュー」は、申請内容や添付資料をAIが読み取り、規定に基づいて申請内容をスコアリングすることで、確認の必要性や注意点を可視化する機能。「なぜこの申請に注意が必要なのか」「どの規定に照らして確認が求められるのか」といった判断根拠をあわせて提示する“AIの判断をブラックボックス化しない設計”のため、監査や内部統制を前提とした業務要件にも対応するとした。
例えば、目的が「プロジェクト進行会議」だが夜間かつ領収書内の店名が居酒屋といった場合に、「30点(内容に矛盾)」と判定し、「福利厚生費または交際費への振替を検討」との提案を行う。また、助詞や接続詞がおかしく意味が通らない場合には、「70点(ケアレスミス)」と判定し、助詞や接続詞の改善案を提示するとしている。
なお、HUEではAI機能の拡張を進めており、7月には「AI承認者機能」のリリースを予定している。同機能では、AIを“もう一人の承認者”として設定し、スコアリング結果に基づく承認判断や申し送りコメントを自動で提示するとのこと。これにより、リスクの低い申請はAIが承認までを担うと同時に、人が介在すべき案件かどうかの判断も自動化できるようになるとのことだ。
