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ビジネスチャット「LINE WORKS」、トーク機能や動画共有関連の機能などを強化するアップデート

 ワークスモバイルジャパン株式会社(ワークスモバイル)は21日、ビジネスチャット「LINE WORKS」のメジャーアップデートを提供開始したと発表した。スムーズな会話を支援するための「トーク」機能の強化や、動画関連の機能強化を行っている。

 今回のアップデートでは、まず、チャット機能である「トーク」において、特定のトークを引用して返信を作成できる「リプライ」機能を追加した。これにより、発言が活発になりやすいグループトークや、時間をおいて返信する場合などでも会話を見失いにくくなるため、無駄の少ないトークを行えるという。

 また、「トーク」のモバイル版に「ボイスメッセージ」機能を追加した。スマートフォンのマイク機能を用いて、録音した音声を送信できる機能で、返信を打つ時間がない場合や、スマートフォンでの文字入力が苦手な人でも、簡単にトークを送信できるとのこと。このほか、現場の音や声を相手に聞かせたい場合や、素早くメモをとりたい場合の自分用ボイスメモとしても活用できるとしている。

 加えて、掲示板機能「ホーム」において、投稿本文への動画挿入に対応した。動画ファイルの添付とは異なり、ストリーミング再生によって閲覧できるので、モバイル端末からもストレスなく動画を参照可能。このため、新人教育や業務マニュアルの動画、セミナーやイベントの動画などを社内で共有しやすくなったという。

 さらに「ホーム」では、業務日報や売上報告、発注/在庫報告、会議の議事録の共有など、いつも繰り返し行う報告や記録を、テンプレート機能によって簡単に投稿できるようなアップデートを行った。定型のテンプレートを利用することで、記載内容の漏れを防ぎ、投稿負担を軽減するとのこと。コメントでメンション機能を使えば、対象者が明確になるため文章も簡潔にでき、かつ対象メンバーへの通知で確認漏れも防止できるとしている。