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サイオステクノロジー、リアルタイム分析に特化したデータプラットフォーム「Hydrolix」を国内展開

 サイオステクノロジー株式会社は4日、リアルタイムストリーミングデータレイクを提供する米Hydrolixと、日本市場における販売代理店契約を締結したと発表した。

 提携に基づき、サイオステクノロジーは日本国内の販売代理店として、超高速時系列データプラットフォーム「Hydrolix」の販売を開始する。さらに、導入支援や運用コンサルティングまで一貫したサービスを提供することで、ユーザー企業のデータ活用を技術面から支援する。今後、両社はセミナー開催などのマーケティング活動および導入に向けた営業活動を共同で展開し、拡販を進める。

 サイオステクノロジーでは、IoTやAI、機械学習の進展に伴い、センサーデータやシステムログ、イベントデータといった膨大な時系列データの分析需要が高まっているが、従来のデータウェアハウスやデータレイクではデータ量の増大がそのまま運用コストの増加につながるほか、大量のデータの取り込みとリアルタイム分析を並行して行う際にパフォーマンスが低下しやすいという課題があると指摘する。

 協業により、サイオステクノロジーの「API・AIエコシステムデザインソリューション」の知見と、Hydrolixの技術を組み合わせることで、日本企業のデータ分析基盤における「コスト」と「性能」の課題を解消するサービスを提供するとしている。

 Hydrolixは、インターネットスケールのアプリケーションを実行している企業に、レガシーなプラットフォームでは対応できない課題を解決するリアルタイムデータプラットフォーム。エッジからエンタープライズまで、グローバルに分散されたペタバイト級のデータに対して、数秒でインサイトを提供し、完全なデータを何年にもわたって保持できる。

 独自のデータ圧縮・最適化技術により、従来のデータウェアハウスなどと比較して、データ取り込み、ストレージ、クエリ実行にかかるコストを大幅に削減し、データ基盤全体の総保有コスト(TCO)を最小限に抑えられる。また、高額なストレージコストをかけずに、大量のデータをすべて長期間にわたり保持・活用できる。

 ペタバイト級のデータに対しても、高速なデータの取り込みと同時にリアルタイムでのクエリ実行が可能。異常検知やセキュリティインシデントへの対応、ビジネス状況の把握においてデータに基づいた意思決定を遅延なく行える。

 IoTセンサーデータ、イベントログ、通信ログなど、高頻度で発生する「時系列データ」の処理に特化しており、複数のソースからのログをリアルタイムで統合し、単一のインターフェイスからクエリを実行できる。また、複数のソースを単一のダッシュボードで可視化でき、ログを統合的に管理できる。

 サイオステクノロジーとHydrolixは、市場ニーズに合わせてHydrolixを核としたソリューションを提供することで、顧客の大規模なリアルタイムデータ活用における課題を解決し、ビジネスにおける意思決定の迅速化とTCOの大幅削減を支援するとしている。