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ビジネスチャット「LINE WORKS」、他社のLINE WORKSユーザーとグループ作成が可能に

カレンダー機能も一新

 ワークスモバイルジャパン株式会社(以下、ワークスモバイル)は11日、ビジネスチャット「LINE WORKS」のメジャーアップデートを提供開始したと発表した。他社ユーザーとの連携機能の強化、カレンダー機能のリニューアルなどを実施している。

 LINE WORKSは、LINEの兄弟会社であるワークスモバイルが開発・提供している、クラウド型ビジネスチャットサービス。チャットや音声/ビデオ通話を行える「トーク」機能、掲示板で情報を共有できる「ホーム」機能、メール、カレンダーなどのグループウェア機能を搭載するほか、LINEとほぼ共通した使いやすいインターフェイスを備えているため、特別な教育をすることなく、直感的に利用できる点も特徴という。

 従来のLINE WORKSでも、外部連携機能により、LINEユーザーおよび他社のLINE WORKSユーザーと個別/複数人でのトーク(チャット)は可能だったが、今回のアップデートでは、他社のLINE WORKSユーザーとグループ作成を行えるようにした。

 これにより、パートナー企業や協力会社と「ノート」を使った情報共有、共催イベントで「予定」を使った日程管理を行ったり、代理店と「フォルダ」を使った資料共有を行ったりできるようになる。

 また、モバイル版/ブラウザ版のカレンダー機能を一新した。モバイル版では、予定作成において利用頻度の高い項目を上部に配置し、予定参加者の空き時間確認画面をより見やすい表示にするなど、レイアウト変更を実施。

 一方のブラウザ版では、メンバー予定表のメンバー一覧から、予定の確認が不要なメンバーを非表示にできる機能を追加した。さらに、カレンダーのプリントアウトにおいてAdobe Flash Playerを不要にするなど、より分かりやすく使いやすい仕様へ変更されている。

 管理者向けには、初期設定を簡単に行えるようにする「セットアップマネージャー」機能を追加した。LINE WORKSの利用用途を選択すると、適切な設定が管理者画面に自動で適用されるので、環境作りを容易に実施できるとのこと。