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理美容サロンの予約管理やリピーター獲得を支援、ワークスモバイルなどが「Reserve Tech for LINE WORKS」を提供
2020年6月30日 16:08
ワークスモバイルジャパン株式会社(以下、ワークスモバイル)とパシフィックポーター株式会社は29日、理美容サロンの予約管理、リピーター獲得を支援するソリューション「Reserve Tech for LINE WORKS」を提供開始すると発表した。ワークスモバイルのビジネスチャット「LINE WORKS」と、パシフィックポーターの理美容サロン専用の予約管理システム「かんざし」を連携させて実現している。
「Reserve Tech for LINE WORKS」は、理美容サロンにおける予約管理を支援するソリューション。「かんざし」データベースに保管されている予約情報を「LINE WORKS」のトーク画面上で閲覧できるため、スタイリストはスマートフォンを活用し、いつでもどこでも予約状況の確認を行えるほか、「LINE WORKS」から「かんざし」のデータベースへアクセス可能な仕組みを備えているので、「LINE WORKS」のトーク画面上から新たな予約登録をすることもできる。
また、「LINE WORKS」のトーク画面上から「かんざし」データベースへの顧客情報の登録も可能で、顧客に関するお知らせをトーク画面上で確認できるようにした。
さらにスタイリストは、「LINE WORKS」アカウントで顧客のLINEを“友だち”に追加することが可能。次回来店時期の目安、来店促進のためのメッセージを登録しておくと、自動かつ最適なアプローチタイミングで、来店促進メッセージを顧客に送信してくるという。
なお、このメッセージは、店舗からではなく“スタイリストから”のメッセージとして顧客に届けられることから、より親近感のある個別アプローチを実現し、理美容サロンのリピーター獲得を促進するとアピールしている。
一方で顧客向けには、LINE上で利用する「LINEミニアプリ」を活用して、スタイリストの空き状況を確認しながらLINEで来店予約する機能を提供予定。理美容サロンにとっても、LINE上に予約ページを設置し、顧客のLINEから予約を受け付けることが可能になるとのことだ。
加えて、スタイリストの「LINE WORKS」から顧客のLINEへ、「LINEミニアプリ」を活用して予約案内を行うことも可能で、顧客によるLINE上からの予約が容易になる仕組みを提供することにより、スタイリストによる自社のオーガニック予約の活性化が期待できるとしている。
「Reserve Tech for LINE WORKS」の価格は、1スタイリストあたり500円。「かんざし」等の費用は別途必要になる。なお、現状では「かんざし」との連携が必須になるものの、今後は順次、各システムとの連携を進め、サロンのシステム導入状況にあわせて利用できるように改善するとしている。