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バッファロー、無料のリモート管理サービス「キキNavi」が法人向けアクセスポイントに対応

法人向けNASとの統合管理が可能に

 株式会社バッファローは19日、法人向けNAS「TeraStation」向けリモート管理サービスとして無償提供している「キキNavi」を強化し、法人向け無線LANアクセスポイント「Airstation Pro」を管理対象に追加すると発表した。まずは3月中旬より、屋内設置用3製品、および屋外設置用2製品に対応させる。

 キキNaviは、インターネットを経由して遠隔の対象機器を管理できるリモート管理サービス。HTTPS通信を行える環境であれば特別なネットワーク設定は不要で、機器の状態を常に監視して、障害発生時には管理者へ通知することができる。

 従来はTeraStationを対象として提供されていたが、今回、アクセスポイントのAirstation Proが対象となったことで、NASおよびアクセスポイントの統合的なリモート管理が可能になった。なお、キキNaviによる統合管理機能を利用するためには、アクセスポイント側でも、後日提供される予定の対応ファームウェアにアップデートする必要がある。

 具体的な対象製品は以下の通り。

【屋内設置用】
・WAPM-2133TR
・WAPM-1266R
・WAPS-1266

【屋外設置用】
・WAPM-1266WDPRA
・WAPM-1266WDPR

 これらの製品を管理する保守・管理会社、および自社で管理を行うユーザー企業は、遠隔で対応機器の状態を監視できることに加え、対応機器の再起動や、デバッグログの取得、ファームウェアのアップデートの実行などを行えるとのこと。

 なお、キキNaviは機能強化後も無料で利用できる。