バッファローの法人NAS向けクラウドバックアップサービス、Windows Server搭載モデルでも順次利用可能に

　株式会社バッファローは21日、リモート管理サービス「キキNavi」の有償オプションであるデータバックアップサービス「キキNavi クラウドバックアップ」の対応製品に、Windows Server IoT 2022 for Storage、Windows Server IoT 2019 for StorageおよびWindows Storage Server 2016を搭載した法人向けNAS「テラステーション WSS」を追加すると発表した。2023年1月下旬より順次公開予定の新ファームウェア適用により、これらの製品でも利用可能になるという。

　キキNaviは、インターネットを経由してNASやルーター、無線LANアクセスポイント、スマートスイッチのリモート管理を可能にする無償サービス。その有償オプションとして、法人向けNAS「テラステーション（TeraStation）シリーズ」のクラウドバックアップを可能にするキキNavi クラウドバックアップを提供している。

　企業がこれを利用すると、遠隔地バックアップの選択肢としてクラウドストレージを利用できるほか、バックアップ機器自体のメンテナンスも不要となるため、管理工数を削減可能。また、ユーザーの必要なフォルダーのみを共有フォルダー単位でバックアップ・復元できるので、クラウドストレージの効率的なバックアップ運用を実現しているという。

　今回はこのキキNavi クラウドバックアップの対応NAS製品に、Windows Server搭載製品を追加した。従来のLinuxベースのテラステーションのみならず、Windows Server搭載製品に対応することで、さらに利便性が高まるとしている。