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バッファローの法人向けアクセスポイント、SingleIDのクラウド型認証サービスとの相互動作確認を実施

証明証ベースのユーザー認証により無線LANセキュリティ強化を支援

 株式会社バッファローは9日、法人向け無線LANアクセスポイント「AirStation Proシリーズ」と、株式会社SingleIDの中小企業向けクラウド型認証サービス「SingleIDクラウドRADIUS」との動作確認を実施したと発表した。

 AirStation Proシリーズは、法人向けに提供されている、管理者機能などを備えたアクセスポイント。Wi-Fi 6E対応モデルや屋外設置用モデルなど、さまざまなラインアップが展開されているため、業種や規模にあわせて適したモデルを選択できる点が強みという。また、無料のリモート管理サービス「キキNavi」が提供されており、機器の保守・管理の負荷を軽減できる。

 一方のSingleIDクラウドRADIUSは、中小企業向けに提供されているクラウド型認証サービス。無線LANを利用する際に電子証明書によるユーザー認証を行うことで、容易かつ強固なユーザー認証が可能となり、第三者の不正アクセスを防止できるとした。

 今回は、両製品・サービス間での相互動作確認が完了した。電子証明書によるユーザー認証が行うことで、ネットワークのユーザー認証が強化されるので、第三者による不正アクセスの防止につなげられるとのこと。

 なお両社では、無線LAN環境における従来のユーザー認証ではハードウェア型の認証サーバーが必要だったものの、クラウド型での提供となることで、運用管理やコスト削減においても大きなメリットがあるとアピールしている。