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バッファロー、自社NAS向け遠隔監視サービス「キキNavi」の対象ユーザー/製品を拡大

 株式会社バッファローは31日、法人向けNAS「TeraStationシリーズ」を対象としたリモート管理サービス「キキNavi」において、対象ユーザー/製品を拡大すると発表した。

 キキNaviは、インターネットを経由して遠隔のTeraStationを管理できるリモート管理サービスで、HTTPS通信を行える環境であれば、特別なネットワーク設定は不要。TeraStationの状態を常に監視して、障害発生時には管理者へ通知することができる。

 また、NASの再起動やシャットダウン、デバッグログの取得やファームウェアのアップデートといった機能も備えており、メンテナンスに関する簡易的な操作を、現場へ出向くことなくリモートから行えるという。

 従来、このサービスは保守・管理会社(SIer)向けに提供されていたが、今回、自社のNASを管理する企業の情報システム部門向けに対象を拡大。7月31日よりサービスの申し込み受付を開始した。なお、対象製品の管理者は無料で利用できるとした。

 また、販売終了商品の「TeraStation TS5000」8シリーズ、「TeraStation TS5000N」5シリーズの計13シリーズを「キキNavi」対応にアップデートするため、ファームウェアの新版(Ver.4.00)を8月下旬に提供する。

 これにより、13シリーズについても、現行の対象商品と同等のリモート管理機能が提供されるほか、TeraStationのユーザー・グループ・共有フォルダー・アクセス制限の設定情報をキキNaviに保存できるようになるため、TeraStationをリプレースする際、新しいTeraStationへの設定情報引き継ぎが容易になるとしている。