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チームスピリット、大企業向けクラウド型業務支援サービス「TeamSpirit EX」を本格展開

TeamSpirit WSPから名称を変更、従来のTeamSpiritはミッド市場向けに

 株式会社チームスピリットは4日、先行販売中の大企業向け製品「TeamSpirit WSP」を「TeamSpirit EX」に名称変更し、本格販売を開始したと発表した。

 「TeamSpirit EX」は、同社のフラグシップサービスである「TeamSpirit」と同様、勤怠管理、経費精算、工数管理といった機能を備えながら、大企業の利用ニーズに応え、システム管理者の負担軽減に関する仕組みを備えたクラウドサービス。

 グループ内出向・転籍にも対応する大規模組織管理、海外子会社も一括管理できるグローバル対応、ERP連携、社員の役割や権限に応じた細やかな権限管理など、大規模利用環境向けの機能などが強化されているという。

 チームスピリットでは、これまで従業員50名の中小企業から数万名の企業まで、同一のTeamSpiritと関連サービスで対応しており、1400社以上に利用されてきたが、エンタープライズ市場とミッド市場では、求められる製品やサービス特性、サポート体制なども異なることから、今回、TeamSpiritをミッド市場向け製品として再定義。エンタープライズ市場向けとしてTeamSpirit EXを位置付け、それぞれの特徴を明確化することにより、両市場でのシェア拡大を図るとした。

 なおTeamSpirit EXでは、数千名~数十万名規模までの利用を想定しているとのこと。