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チームスピリット、プロジェクトメンバーの稼働を最適化するツール「TeamSpirit PSA」発表

2021年夏に提供開始予定

 株式会社チームスピリットは、プロフェッショナルサービス企業など、人材で高付加価値を生み出すプロジェクト型ビジネスを手掛ける企業向けの業務支援ツール「TeamSpirit PSA」を、2021年夏に提供開始すると発表した。

 TeamSpirit PSAは、適材適所の人員配置により人的資源の最適化を支援する「タレントアサインメント」に特化した製品。プロジェクトのマネージャーが要員計画を行う際に、各メンバーの最新の稼働空き状況を参照できるため、プロジェクトとしての生産性を高められるという。また、個々のメンバーの稼働率や負荷状況を考慮してアサインでき、過重労働の防止や納期の正確な予測も行えるとのこと。

 さらに、メンバーのスキルや実績、過去のアサインメント履歴などの基本情報を一元管理する仕組みも備えた。プロジェクトに最適なメンバーをスキルや業種などの条件で検索し、マッチングさせることで、人材のミスマッチを防ぎ、適材適所への人材配置が実現するとしている。

 このほか、大企業向け業務支援クラウドサービス「TeamSpirit EX」が持つ勤怠管理、工数管理、経費精算、電子稟議(りんぎ)、社内SNS、ダッシュボード等の機能と組み合わせれば、より統合的なプロジェクトマネジメントを行えるとのことだ。

 例えば、勤怠管理と連動させることで、36協定や改正労働基準法に対応した人材アサインメントに対応。経費精算と連動させれば、立替経費や請求書による支払い経費をプロジェクトにひも付けて管理できるとした(経費精算との連動は2022年夏以降のローンチを予定)。

 チームスピリットでは、同製品について、コンサルティング会社、SIer、 広告代理店、ゲーム開発会社など、複数のプロジェクトに多数のメンバーをアサインする必要のある業種での利用に向くと説明している。