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チームスピリット、大企業向け業務支援クラウド「TeamSpirit EX」の工数管理機能を強化

工数を時間帯で入力できる新機能を提供

 株式会社チームスピリットは、大企業向けクラウド型業務支援サービス「TeamSpirit EX」で提供している工数管理機能を強化し、工数を時間帯で入力できる「工数時間帯入力機能」をリリースしたと発表した。

 TeamSpirit EXは、同社のフラグシップサービスである「TeamSpirit」と同様、勤怠管理、経費精算、工数管理といった機能を備えながら、大企業の利用ニーズに応え、システム管理者の負担軽減に関する仕組みを備えたクラウドサービス。

 今回はその工数管理画面において、従来の「時間(工数合計)」、「パーセンテージ(1日における割合)」の両登録方法に加えて、「時間帯」での登録を行えるようにした。

 時間帯別の工数データが出力可能となるため、主に製造業や店舗型ビジネスにおいて、深夜帯の割増賃金の計算等、より精緻な原価管理・採算管理が可能になるという。また、時間帯別の工数データをタイムリーに収集することで、作業ごとのリードタイム分析や生産計画との差分分析、店舗ごとの採算性分析といった高度な運用管理ができるようになり、利用企業の生産性向上に役立てられるとしている。

 今後は、顔認証やICカードリーダーといったIoTデバイスとの連携強化など、工数データの入力負荷を可能な限り削減し、さらに精緻な原価管理が行えるような機能開発を計画しているとのことだ。