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クラウド型業務支援サービス「TeamSpirit Spring'21」提供、電子帳簿保存法改正を受けた機能強化を実施

 株式会社チームスピリットは24日、クラウド型業務支援サービス「TeamSpirit」の新版として、「同 Spring'21」を提供開始したと発表した。主に経費精算機能をアップデートしているという。

 TeamSpiritは、勤怠管理や就業管理、工数管理、経費精算、電子稟議(りんぎ)、社内SNS、カレンダーなど、社員が毎日使う社内業務を一元化して提供するクラウドサービス。複数の機能が連携して動作することで、働く人に関する活動情報が自然に集まる仕組みとなっており、収集したデータの分析により働き方の可視化が可能。モバイルからの利用も可能で、テレワークなど多様な働き方にも対応する。

 このTeamSpiritでは、以前から三井住友カードとの連携機能を提供していたが、2020年10月の電子帳簿保存法(電帳法)改正により、「検索機能を確保し、データの訂正削除を行った場合にその記録が残るシステム又は訂正削除ができないシステムを利用」した場合に限り、その取引データが電子取引として認められるようになったことを受け、三井住友カードを用いた経費精算の電子取引制度への対応を行った。

 これにより、三井住友カード連携機能を利用した経費精算を行っている企業は、証憑となる領収書原本の提出、及び保管が不要となり、業務のペーパーレス化などが実現するとした。なお、この機能強化では、三井住友カードの利用実績データを改変できない領域に格納するとともに、法的要件を充足するよう、検索機能をアップデートしたという。

 また、2020年12月に閣議決定された「令和3年度税制改正大綱」で示された電帳法改正内容に基づき、TeamSpiritの標準機能として、領収書や請求書のスキャナ保存が可能となる機能を強化している。

 さらに、フレックスタイム制を採用している企業において、月次での残業申請を行える機能を追加した。フレックスタイム制の場合、固定労働や変形労働の場合とは異なり、日ごとの所定労働時間超過とは別に、フレックスタイム制における精算期間での残業管理が必要となるが、TeamSpiritの利用企業は新機能を利用することで、管理者側で設定した月の過不足時間を超えて残業時間が発生した場合に、月次残業申請の申請を必要とする運用が可能になるとしている。

 このほか今回は、TeamSpirit上で毎日の出社状況を登録・管理する「出社状況登録機能」の強化版パッケージを、無償アドオンとして新たに提供する。TeamSpiritの利用企業は、このパッケージを利用することで、モバイルでの操作や管理者による代理入力などが可能になるとのこと。