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大企業向け業務支援サービス「TeamSpirit EX January’22」、勤怠管理・経費精算・工数管理などの機能を強化

 株式会社チームスピリットは4日、大企業向けクラウド型業務支援サービス「TeamSpirit EX」の新バージョン「TeamSpirit EX January’22」の提供を開始した。

 TeamSpirit EX January’22では、「勤怠管理」「経費精算」「工数管理」の各機能において、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方推進や、バックオフィス業務・間接業務の効率化に寄与する新機能・機能強化を50以上追加した。

 勤怠管理機能では、勤務表画面の利便性を改善するとともに、勤務表から各種手当をシームレスに申請できる手当管理機能を追加。各種手当を勤務表から日ごとに登録できる機能を追加した。手当の申請では、数量、時間長、時間帯を合わせて登録して管理でき、日々の勤務打刻と合わせて手当を登録する従業員視点のUIにより、申請漏れを防ぐ。

 また、外部の勤怠管理向け打刻サービスと連携可能なAPIを提供。連携された端末から、打刻データが自動的にTeamSpirit EXのデータベースに集約され、リアルタイムに勤務表に表示される。さらに、モバイルの利便性向上として、月次勤怠の締め処理(勤務確定の申請・承認)をモバイル対応。従業員も上長も、場所を選ばず勤怠申請、承認を行うことができる。

管理画面の手当マスター一覧

 経費精算機能では、兼務、出向などにより、複数の会社に所属している従業員が、都度経費申請先の会社を選択できる機能を追加。複数の所属先がある場合でも、1つのアカウントで経費申請が完結するため、兼務・出向者の経費申請の手間を省ける。

 また、明細画面に源泉徴収入力欄を追加し、明細金額から源泉徴収額を差し引いた「支払金額」が表示されるようになり、フリーランスや士業コンサルなど外部パートナーへの源泉徴収を含む報酬も簡単に申請が可能になる。さらに、従業員が立て替え払い時に経費を先に受け取る「仮払い」申請機能を追加。事前申請で仮払い希望金額を申請し、その後の経費精算で仮払金の精算処理が行える。

 工数管理機能では、工数登録画面などのジョブ検索機能を改善。従業員は、検索ボックスにジョブのコードや名称を入力し、エンターキーを押すだけで検索できる。また、ジョブの階層に関係なく、すべてのジョブに対しての検索が可能となり、これにより、多くのジョブ階層を管理している場合でも、ジョブ検索を迅速に行うことができる。

 さらに、TeamSpirit EXのアドオン製品「TeamSpirit PSA」については、プロジェクトにアサインされたメンバーの予定と実績から売り上げとコストの計画値と実績値、差分を自動算出する「プロジェクト収益管理機能」を追加。また、スケジュールの遅延などにより、アサイン済みのプロジェクトの期間を変更したい場合に、特定の期間を指定して一括でスライドや延長ができる機能を追加した。