コンカーが3社と提携、経費精算クラウド「Concur Expense」との連携サービスを拡大へ

　株式会社コンカーは9日、DiDiモビリティジャパン株式会社、ディーエルジービー株式会社、株式会社エムティーアイの3社と提携し、経費精算・管理のキャッシュレス化を推進する連携サービスを提供すると発表した。

　コンカーでは、交通系ICカードやQRコード決済などのキャッシュレス決済、出張・経費精算にかかわる外部サービスやモバイルアプリと、コンカーの出張・経費管理クラウドソリューション「SAP Concur」を連携させ、経費利用から経費精算、その後の経費管理まで、一気通貫でキャッシュレス化する「ビジネスキャッシュレス構想」を掲げている。

　今回はその構想のもと、SAP Concur App Centerの新サービスとして、3社とのサービス連携を発表した。

　まず、DiDiモビリティジャパンのタクシー配車サービス「DiDi」がConcur Expenseと連携し、利用明細と電子領収書が自動連携されるようになる。この連携は2019年内の開始を予定しているとのこと。

　2つ目の連携サービスは、ディーエルジービーの空港送迎サービス「SmartRyde」で、こちらもConcur Expenseに利用明細と電子領収書が自動連携されるようになる。連携開始は2019年12月以降の予定。

　エムティーアイとは、従業員が会社に申請した経費を使用できる、法人口座を利用したプリペイドサービス「FEEDER法人プリペイドカード（仮）」で連携する予定で、Concur Expenseに利用明細が自動連携されるようになる。こちらは2020年春ごろに連携開始する予定だ。