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三井住友カードとコンカーが提携拡大、経費精算クラウド「Concur Expense」へのデータ連携機能を拡充

 三井住友カード株式会社と株式会社コンカーは28日、戦略的業務提携の第2弾として、コンカーの経費精算・管理クラウド「Concur Expense」へのデータ連携機能を拡充すると発表した。

 コンカーと三井住友カードで、2020年9月に、営業推進や協働商品の開発を軸とする戦略的業務提携を発表している。今回はその第2弾として、Concur Expenseへのデータ連携機能を拡充するという。

 この連携では、三井住友カードのコーポレートカードを使用して決済した際、以下の情報がConcur Expenseに連携され、入力項目の削減とチェック作業の効率化を実現するとのこと。なお、この拡充により、Concur Expenseとデータ連携する国内のカード会社としては最多のデータ連携項目数になるとしている。

<2021年4月より提供開始>
・高速道路の出入り口情報
・ユーザーの英字氏名
・請求日データ

 また2021年9月からは、「国内線の発着空港(JAL/ANA)」「タクシー乗降地情報(VJAタクシーチケット利用時)」のデータ連携にも対応する。こうした項目の連携は国内で初めてとのことだ。

 なお、これらの連携項目については、Visaが提供するVCF(Visa Commercial Format)を通じてConcur Expenseへデータ連携した場合のみ取得可能となる。