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防音個室「テレキューブ」を集合型で設置した「テレキューブWeb会議センター」開設

新丸の内ビルなど2カ所にオープン、“手ぶら”でWeb会議を利用可能

 テレキューブサービス株式会社、株式会社オカムラ、テレキューブ株式会社、株式会社ブイキューブ、三菱地所株式会社の5社は、個室型スマートワークブース「テレキューブ」を活用し、Web会議・面接などに集中できる防音個室を集合形式で設置する実証空間「テレキューブWeb会議センター」を、10月1日~2021年3月31日の期間、新丸の内ビルと豊洲フォレシアに開設すると発表した。設置台数はそれぞれ、9台、6台。

 個室型スマートワークブースのテレキューブは、外部の音を遮断し、内部の音漏れもない防音設計の個室ボックス。セキュリティが保たれた静かな環境で、電話やWeb会議、業務の作業に集中できる点を特徴としており、これまで、オフィスビルや商業施設、鉄道駅など、さまざまな場所に設置されてきた。

 今回5社では、このテレキューブを活用した新しいテレワークスペースの提案、および、そのニーズ検証を行うことを目的として、テレキューブWeb会議センターを開設する。同センター開設期間中、センター内のテレキューブには、タブレット端末やWi-Fi、ライティング機器が設置されるので、PCがなくてもWeb会議や面接などを行える「手ぶらでWeb会議」サービスとして利用可能とのことだ。

「テレキューブWeb会議センター」(左から新丸の内ビル・豊洲フォレシア)

 現時点では、V-CUBE ミーティングとZoomの両Web会議サービスに対応しており、会議IDを入力するだけで会議に参加することが可能。Microsoft Teamsにも今後対応を予定している。

 なお、同センターが開設される2拠点は、テレキューブ全ブースの中でも稼働率が高かったとのこと。今回は、集合形式により予約枠を増やすことで、予約を気にすることなく利用できる環境ニーズの検証や、設置場所2拠点(丸の内・豊洲)間における利用シーン・利用方法の比較・検証などを行うとしている。

 テレキューブに登録している会員であれば、サービスは法人・個人、当該ビルの入居企業かどうかにかかわらず利用できる。利用料金は、個人向けの場合、15分ごとに250円の従量課金。法人向けには一定時間の利用権が付属した月額プランや従量課金プランなど、さまざまなプランが設定されている。