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JR東日本の個人向けワークブース「STATION BOOTH」、東北・信越エリアや都心部での設置を拡大

フィットネスジムやコンビニにも設置

 株式会社ブイキューブは9日、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)がシェアオフィス事業の一環として展開している個人向けブース「STATION BOOTH」において、個室型スマートワークブース「テレキューブ」が引き続き採用されたと発表した。秋田・盛岡・新潟といった東北信越エリアから、飯田橋や恵比寿の都心まで、17カ所が追加開業するという。

 JR東日本では現在、駅ナカを中心としたシェアオフィス事業「STATION WORK」を進めており、その中のひとつとして、ブイキューブが提供する「テレキューブ」をもとに、両社が共同開発した個人向けブースのSTATION BOOTHを展開しているが、今回はその設置拡大が発表された。

 具体的には、2月12日に秋田駅や新潟駅、3月3日に軽井沢駅、3月18日には新青森駅や盛岡駅に設置され、東北や信越エリアでの展開が拡大される。またイーサイト高崎、水戸駅といった北関東エリアでの展開も行われるとのこと。一方で都心についても、3月18日に飯田橋駅、川崎駅、武蔵中原駅、JR恵比寿ビルなどへ新たに設置されるとした。

 加えて今回は、フィットネスジム「JEXER 新宿」、コンビニエンスストア「NewDays(JR仙台イーストゲートビル店)」への設置も発表されており、JR東日本ではSTATION WORKについて、フィットネスジムやコンビニ、カフェといったライフスタイルに欠かせないコンテンツとの融合を図っていくとしている。

 なおSTATION WORKは2021年度に100カ所のネットワークとなる予定で、2023年度までに1000カ所への展開を目指して事業を進めるとのこと。