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個室型ワークブース「テレキューブ」、横浜市内の特定共同住宅の共用部に後付けで設置

 テレキューブ株式会社は15日、横浜市内の特定共同住宅「ライオンズマンション横濱元町キャナリシア」の共用部分に、個室型ワークブース「テレキューブ」を設置したと発表した。特定共同住宅の共用部分への設置は全国初になるという。

 テレキューブは、セキュリティが保たれた静かな環境で資料作成やメールなどの業務を行える、防音設計の個室ボックス。遮音性が高い環境のため、電話やWeb会議などのコミュニケーションの際にも利用できるという。

 昨今のコロナ禍においてテレワークが浸透し、自宅での在宅勤務をする機会が増えている一方で、書斎や自室といった個室空間がないため、在宅勤務時にWeb会議をすることが難しいという声も多く聞かれるようになった。テレキューブでは、こうした社会課題に対応すべく、今回、共同住宅への設置を実現させたという。

「ライオンズマンション横濱元町キャナリシア」共用部分に設置されたテレキューブの様子

 なお、これまでも、新築物件の共用部分に住居者専用のテレキューブを設置する動きはあったものの、特定共同住宅の共用部分に後付けで設置されたのは今回が初めてとのこと。同施設での運営は、テレキューブを利用する居住者が利用料を負担しながら、住居者専用の個室空間としていく予定だ。

 また今回は、同マンション専用の予約管理・決済システムも提供しており、会員登録したマンション居住者は、マンション内だけでなく、国内97カ所の公共空間に設置されているテレキューブの利用も可能になるとのこと。