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ブイキューブのスマートワークブース「テレキューブ」、JR東日本が採用を拡大

個室型の「STATION WORK」を、今秋さらに18カ所へ設置予定

 株式会社ブイキューブは4日、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)のシェアオフィス事業「STATION WORK」で提供されている「STATION BOOTH」サービスにおいて、個室型スマートワークブース「テレキューブ」が引き続き採用されたと発表した。

 テレキューブは、外部の音を遮断し、内部の音漏れもない防音設計の個室ボックス。セキュリティが保たれた静かな環境で、電話やWeb会議、業務の作業に集中できるという。

 一方、JR東日本では、社会の“新しい働き方”に対するニーズに対応するため、シェアオフィス事業のSTATION WORKを推進しており、8月26日のいわき駅での開業により、当初目標の30カ所を達成した。そのうち、前述のいわき駅を含めて、東京、新宿、池袋、立川、品川などの12カ所において、個室型のSTATION WORKが展開されている。

 これは、ブイキューブが提供するテレキューブをもとに、JR東日本とブイキューブが共同開発しているサービスで、2020年秋には、千葉や西船橋、北千住、大宮など住宅近接エリアも含めてさらに18カ所への設置を予定し、計48カ所(40駅)へ展開する計画。1年以内には合計100カ所への拡大も予定されているとのことだ。

 またJR東日本では、2025年度までにSTATION WORKの1000カ所展開を目指しているほか、テレキューブを用いた新サービス開発も検討するとしている。

2020年8月末時点の「STATION WORK」展開地域