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スペイシーがテレキューブサービスと提携、スマートワークブース「テレキューブ」の一括検索が可能に

 テレキューブサービス株式会社と株式会社スペイシーは15日、リモートワークをしやすい環境づくりを目指して業務提携したと発表した。両社の予約・決済システムを相互連携し、25万人を超えるスペイシーの会員が、「テレキューブ」を含めた多様な場所をシームレスに利用可能にするという。

 スペイシーでは、商談や打ち合わせなどで使用する会議室をオンライン上で貸し借り(シェア)できる、会議室シェアサービス「スペイシー」を提供し、首都圏を中心とした約4000室のスペースを、1時間500円から予約利用できるようにしている。

 一方のテレキューブサービスでは、テレワークに最適な作業空間として、スマートワークブース「テレキューブ」の普及推進を行ってきた。このテレキューブはすでに、駅構内やオフィスビルのエントランスなど、都内を中心に約50台が設置されているほか、5年間で1000台の設置を目指して取り組みが進められているが、従来は場所の運営会社が異なるため、予約先を探して利用するまで手間が掛かるといった課題があったという。

 今回は、両社が業務提携することにより、スペイシーが運営する会議室の予約・決済システムと、テレキューブの予約・決済システムを連携させ、ビジネスパーソンに対してリモートワークをしたい数多くの場所を一括提案するとした。ビジネスパーソンは、それらの中から最適な場所を見つけて利用できるようなるため、利便性が向上するとのことだ。