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Datadog、開発者が新機能を迅速かつ高い信頼性でリリースできるよう支援する「機能フラグ」を発表
2026年2月5日 08:30
米Datadogは現地時間3日、「機能フラグ(Feature Flags)」を発表した。機能フラグの管理とオブザーバビリティを統合することで、開発チームが信頼性を損なうことなく新機能を迅速にリリースできるよう支援する。
Datadogは、現代の機能フラグ管理はオブザーバビリティと分断されていることが多く、開発チームはその変更がパフォーマンスや信頼性にどのような影響を与えているかを理解するために、テレメトリデータを手作業でつなぎ合わせる必要があると説明する。こうした可視性の欠如は、リスクの高いデプロイメントやインシデント対応の遅延を招き、さらに環境全体に古いフラグが蓄積されることで技術的負債が増大する原因となるという。
また、開発者は分散システム全体でのロールアウトやロールバックの調整にも苦労することが多く、リスクを軽減するためにカスタムスクリプトや手動による管理に依存せざるを得ない状況にあるとしている。
Datadogの機能フラグは、各機能フラグをリアルタイムのオブザーバビリティデータとネイティブに接続することで、これらの課題に対応する。これにより、開発者は信頼性の問題を引き起こしている機能や設定を正確かつ即座に特定でき、自動化されたロールアウトやロールバックを実行し、実験におけるガードレールを適用するとともに、技術的負債として蓄積される前に不要なフラグを整理することが可能になる。
すべての機能フラグをDatadogのテレメトリ(APMおよびRUM)と関連付け、単体の画面で機能フラグがパフォーマンスや信頼性に与える影響を正確に把握できるようにする。カナリアリリース、サーキットブレーカー、リアルタイムのサービス健全性シグナルによってトリガーされる即時ロールバックを活用し、手動操作やカスタムスクリプトに頼ることなくリスクを軽減する。
コードを再デプロイすることなくシステムの挙動を即座に調整でき、環境全体でガードレールを適用することで、実験中の信頼性低下を防止する。Bits AIおよびMCPとの統合により、未使用のフラグを特定し、安全にコードベースから不要な分岐を削除するプルリクエストを自動生成し、技術的負債を削減する。
機能フラグはすでに一般提供(GA)が開始され、Datadog APMおよびRUMとネイティブに統合されている。