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ALSIのクラウド型Webフィルタリング「InterSafe GatewayConnection」、閲覧制限の即時解除機能を追加
閲覧制限解除の申請・承認が教室内で完結
2025年8月12日 13:00
アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)は、クラウド型Webフィルタリングサービス「InterSafe GatewayConnection」において、閲覧制限の即時解除機能などを追加したアップデート版を8月11日より提供開始すると発表した。
InterSafe GatewayConnectionは、Windows/iOS/Android/Chrome OSなどのマルチOS/マルチデバイスに対応したクラウド型Webフィルタリングサービス。場所や端末、ネットワークを問わずすべてのWebアクセスを柔軟にコントロールでき、テレワークや学校の授業においても、安心・安全な端末利用を促進するという。
今回のアップデート版では、閲覧制限解除の申請・承認を教室内で完結させることが可能な規制解除申請機能を新たに追加した。児童・生徒が授業中にWebサイト閲覧の申請を行うと教師にメールで通知され、教師がその場で判定して、「授業時間中のみ」など時間単位で規制を解除することが可能になる。
アクセス規制の変更は、従来、教育委員会などのシステム管理者のみ対応できたが、教師が授業の内容に合わせて即時かつ柔軟に対応できるようにすることで、より効率的な学習を促進するとともに、システム運用にかかる負荷を軽減するとした。
また今回は、Chromebookにおいて、フィルタリングを無効に設定しているWebサイトのアクセスログの取得に対応。さらに、WebアクセスのログにWebサイトのサービス名が追加され、従来のカテゴリ名(「学習」など)に加え、具体的なWebサイトのサービス名も把握可能になった。
さらに、Microsoft Entra IDから取得した情報を用いたユーザー認証を強化し、すでに対応しているWindowsに加えて、iOSでも利用可能にした。これにより、iOSでもシングルサインオン(SSO)が可能となり、CSVを用いた登録が不要になったとのこと。