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個室型スマートワークブース「テレキューブ」、JR東日本の駅ナカシェアオフィス事業での採用が拡大

新たに高輪ゲートウェイ駅、仙台駅など5カ所に設置へ

 株式会社ブイキューブは19日、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)が、駅ナカシェアオフィス事業「STATION WORK」で2020年春に開業する新たな拠点の個室ブースとして、従来と同様、個室型スマートワークブース「テレキューブ」が採用されたと発表した。なお、スターバックスコーヒーの店舗内、新幹線改札内への設置は初めてとのことだ。

 JR東日本では2019年8月1日より、駅ナカシェアオフィス事業の「STATION WORK」を開始しており、個室ブース型の「STATION BOOTH」を4カ所で、またワークスタイルに合わせて6種類から選択できるワークブース「STATION DESK」を東京駅にて、それぞれ展開している。

 このうち「STATION BOOTH」では、テレキューブをもとにJR東日本と共同で開発したブースが利用されてきたが、2020年春に新たにオープンする5カ所においても、従来と同様、テレキューブを提供したとのこと。

 3月14日に開業した高輪ゲートウェイ駅では、駅内にあるスターバックスコーヒー店内に設置されるほか、品川駅、有楽町駅の計3カ所に順次設置される。また、東北エリア初となる2カ所、仙台駅の新幹線中央口改札内と在来線中央口改札内に設置され、4月16日より提供開始されるとした。

 JR東日本では今後、首都圏エリアだけでなく新幹線停車駅などへも設置を拡大し、2020年度中に30カ所の展開を目指すとしている。