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OBC、奉行クラウドとのAPI連携を容易に実現するサービス「奉行クラウドApp Connect」

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は17日、JBアドバンスト・テクノロジー株式会社(以下、JBAT)と協業し、自社の業務クラウドサービス「奉行クラウド」とのAPI連携を容易に実現するサービス「奉行クラウドApp Connect」を、パートナー企業向けに提供開始したと発表した。

 通常、業務システム間のAPI連携を実現するためには、お互いのAPIの間をつなぐ連携プログラムの開発が必要となるが、これが、業務サービスを提供する企業の負担になっていたという。しかし、JBATが開発・運用するデータ連携クラウド基盤「Qanat Universe」を活用し、API連携プログラムを提供する「奉行クラウドApp Connect」によって、パートナー企業は自社で開発を行うことなく、最短2週間で奉行クラウドとの連携を実現できるとのこと。

 また「奉行クラウドApp Connect」では、API連携ではなくCSVデータ連携を前提とした業務サービスとの連携にも対応可能とした。

 OBCでは、奉行シリーズの販売を前提としない、APIを活用した連携ビジネスを支援するパートナー制度「Connect Partner制度」を設けているが、今回発表した「奉行クラウドApp Connect」により同制度を強化し、奉行クラウドとの連携サービスを拡充したい考え。

 「奉行クラウドApp Connect」の提供開始に伴って、パートナー企業が提供する40を超える業務サービスと奉行クラウドとの連携が実現したとのことだが、OBCは今後も奉行クラウド対応のAPI拡充を予定しており、「奉行クラウドApp Connect」を通じて、200を超える業務サービスとのAPI連携の実現を目指すとしている。