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上場企業やIPO企業の開示書類作成を支援 OBCの勘定奉行クラウド、宝印刷の決算プロセス自動化ツールとAPI連携

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は30日、OBCのクラウド型会計ソフトウェア「勘定奉行クラウド」と、宝印刷株式会社の決算プロセス自動化ツール「WizLabo」および「X-Smart.Basic/Advance」(以下、WizLabo/X-Smart.シリーズ)がAPI連携したと発表した。

 WizLabo/X-Smart.シリーズは、開示業務の効率化を支援する開示決算自動化システム。今回の勘定奉行クラウドとのAPI連携では、上場企業やIPO企業、上場グループ企業における開示業務で必要とされる貸借対照表・損益計算書のデータを、勘定奉行クラウドからWizLabo/X-Smart.シリーズへシームレスに送れるようになる。

 具体的には、勘定奉行クラウドからWizLabo /X-Smart.シリーズのデータベースへの登録・集計処理が自動実行され、有価証券報告書、決算短信、会社法計算書類、社内報告用資料等の貸借対照表・損益計算書が作成されるという。

 従来、こうした作業はExcelファイルを介して手動で行っていたため、担当者の作業負荷が軽減されるほか、手作業によるミスの発生リスクを低減できるとのこと。