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Cloudera、「Cloudera Data Warehouse」をオンプレミス環境向けに拡張
2026年2月13日 13:28
Cloudera株式会社は10日、データウェアハウスサービス「Cloudera Data Warehouse」をオンプレミス環境向けに拡張したと発表した。これにより、企業は自社データセンター内で高度なAIおよびアナリティクスを活用できるようになるとしている。
Cloudera AI InferenceおよびTrinoを搭載したCloudera Data Warehouseは、データセンター環境で利用可能になり、データ資産全体にわたる一元的なセキュリティ、ガバナンス、可観測性を提供すると同時に、インサイトへのアクセスを加速する。AIを活用した分析および可視化機能を統合することで、企業はセキュリティやコンプライアンス、運用上のコントロールを損なうことなく、複雑なデータを実用的な成果へと変換できる。
NVIDIAのテクノロジーを活用したCloudera AI Inferenceがオンプレミス環境で利用可能となったことで、企業がLLMや不正検知、コンピュータビジョン、音声処理など、あらゆるAIモデルを自社データセンター内に直接導入し、スケールできるようにする。これにより、優れたコスト効率と予測可能な経済性を実現する。クラウドにおける変動するコストを回避することで、レイテンシー、コンプライアンス、データプライバシーを完全にコントロールでき、AIが本格的な本番運用フェーズに移行した後も、長期的なコストを低く抑え、管理しやすい形で維持できるとしている。
また、Cloudera Data VisualizationにおいてもAIおよび分析機能を強化し、クラウド、エッジ、データセンター全体にわたるAIワークフローを合理化する。これにより、企業がデータセンター内外で、より深いインサイトを獲得し、AI主導のワークフローを効率化できるようにする。
新機能のうちAIアノテーションは、手動で文章を作成することなく、チャートやビジュアルに対する要約や文脈に沿ったインサイトを即座に生成し、データ資産全体にわたる可読性と理解を向上させる。レジリエント(耐障害性を高めた)AI機能は、一時的な障害にも対応できる堅牢な設計に加え、詳細な利用分析機能を提供し、モニタリングと最適化を容易にする。
AIクエリのログおよびトレーサビリティ機能では、各AIクエリについてメッセージID、タイムスタンプ、質問内容をログとして記録する。これによりトレーサビリティを確保し、透明性の向上と迅速な問題解決を支援する。また、更新された設定パラメータにより管理者権限の付与を容易にし、ハードコードされた認証情報や手動でのユーザー昇格を不要とすることで、SSOベースのセットアップを簡素化する。