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OBC、API連携機能を備えた給与ソリューション「給与奉行クラウド API version」

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は、API連携機能を備えた給与ソリューション「給与奉行クラウド API version」を5月10日より販売開始する。

 OBCでは、APIを利用し、さまざまなシステムと奉行クラウドの連携を行えるようにするソリューション「奉行クラウド API version」を提供しているが、今回発表された「給与奉行クラウド API version」は、その第2弾。クラウドサービスはもちろん、オンプレミスのシステムやIoTデバイスなどとも、双方向のデータ連携を実現できるという。また、APIを介してデータが直接連携することで、業務プロセスの自動化を実現可能なほか、データ変換や受け入れといった、これまで必要だった作業も不要になるとした。

 なおAPI連携の第1弾として、KYODOU株式会社のハイブリッド型シフト&勤怠システム「ShiftMAX(シフトマックス)」との連携が発表された。ShiftMAXは、セミオーダー感覚で柔軟にアレンジできるクラウド型勤怠管理システムで、今回の連携では、給与奉行クラウドの社員情報をShiftMAXが取得し、ShiftMAXの勤怠情報を給与奉行クラウドの勤怠項目へ書き込めるようにする。

 これにより、シフト・勤怠管理を行うShiftMAXとの、社員情報や勤怠情報の連携が実現するため、入社・異動時の社員情報の登録や月次の給与処理時に勤怠データを入力する業務がなくなるとしている。

 価格は、給与奉行クラウドi API version Aシステム 1ライセンスの場合、年間10万5600円から。初期費用として別途5万円が必要となる。