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Fortinet/Alaxalaは、FortiAIなどセキュリティ管理ソリューションを中心に展示

Interop Tokyo 2024会場レポート

 最新のICT技術やソリューションを体験できるイベント「Interop Tokyo 2024」の展示会が、6月12日から14日まで、千葉県千葉市の幕張メッセで開催された。

 フォーティネットジャパン(Fortinet)とアラクサラネットワークス(Alaxala)は、ブースをつなげた1つのブースとして展示していた。なおAlaxalaは、2021年よりFortinet傘下となっている。

 ブースでは、両社によるセキュリティ管理関連のソリューションを中心に展示していた。

 その中のミニセミナーでは、FortiAnalyzer向けに生成AIアシスタント機能を搭載するFortiAIについて紹介していた。

 FortiAnalyzerは、FortiGateをはじめとするFortinet製品のログの集中管理と分析を行う製品。その今年中にリリース予定のバージョン7.6で、FortiAIを搭載するという。この機能により、自然言語のプロンプトによって「今日の脅威トップ5を教えて」「FacebookとYouTubeに接続しているトラフィックのログを抽出して」といった指示を出して、ログを分析できるようになる。これにより、複雑なクエリを組み立てることなく自然言語で分析を実行できるという。

FortiAnalyzer 7.6で搭載されるFortiAI
FortiAIのデモより。FortiAnalyzerのダッシュボードから呼び出し、「今日の脅威トップ5を教えて」のプロンプトに対して結果が返る
FortiAIのデモより。「FacebookとYouTubeに接続しているトラフィックのログを抽出して」のプロンプトで画面中央の結果を得る
Fortinet/Alaxalaのブースの、ユニファイドSASE/セキュアネットワーキングのコーナー
Fortinet/Alaxalaのブースの、セキュリティオペレーション/サービスのコーナー。展示タイトルの赤はFortinet、青はアラクサラ

 なお、出展社製品を表彰する「Best of Show Award」の「セキュリティ部門」で、FortinetのFortiGate-901Gが審査員特別賞を受賞した。ShowNetのブースでは、オペレータ用ネットワークのラック(N-6)や、セキュアリモートアクセスサービスのラック(D-2)でFortiGate-901Gが使われていた。

オペレータ用ネットワークのラックのFortiGate-901G
セキュアリモートアクセスサービスのラックのFortiGate-901G