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双日テックイノベーション、業務効率化とDXの加速に向けた「バックオフィスDXソリューション」を提供
2025年7月11日 11:00
双日テックイノベーション株式会社は10日、業務プロセス管理プラットフォーム「Natic BPM Suite」を機能拡張するとともに、業務の変化にも柔軟かつ迅速に対応できる「バックオフィスDXソリューション」を提供開始した。
Natic BPM Suiteは、企業の基幹システムと密接に連携し、複雑な業務プロセスの構築・自動化を実現する統合プラットフォーム。イメージワークフロー、ルールベースエンジン、AI-OCR連携など、高度な機能を備え、特に金融業界において多数の導入実績を持つ。
今回のバージョンアップにより、高い機能性を維持しながら、より幅広い業種での利用と簡易な業務への適用を可能にし、業界を問わず活用できるバックオフィス向けプラットフォームとして進化した。
今回のバージョンアップでは、新たに複数部門や拠点での導入・運用を可能にするマルチテナント機能を搭載し、ユーザーインターフェイスも刷新してユーザーの利便性・操作性を向上。ローコード/ノーコード開発機能を拡充し、独自業務やERP周辺の業務にも適用が可能となり、より広範な業務で企業のDX推進を加速する。
今後は、AIエージェントをはじめとする最新の生成AI技術を活用したさらなる機能拡張を予定し、より一層の業務効率化を目指すとしている。
バックオフィスDXソリューションは、Natic BPM Suiteの高度な業務プロセス管理機能とローコード開発機能を統合し、企業の基幹システム(ERP)からその周辺業務まで、包括的なデジタル化を実現する。これにより、複雑な業務要件から簡易な機能まで、幅広い業務領域での適用を可能とした。
申請・承認業務の共通基盤となるワークフロー機能に加え、ERPとシームレスに連携した機能や周辺システム、さらに、各部門で個別運用されていた台帳管理、稟議処理、報告書作成などのExcelベースの業務も、単一のプラットフォームで一元管理できる。双日テックイノベーションは、国産ERPのGRANDITを取り扱っており、ERPとバックオフィスDXソリューションのワンストップ提供も行う。
ソリューションにより、業務プロセスの標準化と一元管理による効率化を実現。各部門・担当者間での業務プロセスを標準化し、従来のExcelやメールベースの申請・報告業務をシステムで一元管理できる。これにより、業務の品質向上とスピードアップを実現し、業務引き継ぎの効率化も図れる。
ノーコード/ローコード開発環境の実装により、システムの画面や業務フローの変更に迅速に対応することが可能。現場の業務担当者自身による改善施策の実施も可能とし、継続的な業務改善を実現する。
高速処理が可能なアーキテクチャーの採用により大量処理への対応が可能で、柔軟な拡張性を備える。また、マルチテナント/マルチ業務対応により、企業グループ全体の階層構造を包括的にカバーする。操作性においてもユーザーレスポンスが速く、インタラクティブでモバイルアプリのような直観的な操作感を提供する。