イベント
NTT Com、IOWNを使った「リモート“バーチャル”プロダクション」を実演
Interop Tokyo 2024会場レポート
2024年6月14日 11:15
最新のICT技術やソリューションを体験できるイベント「Interop Tokyo 2024」の展示会が、6月12日から14日まで、千葉県千葉市の幕張メッセで開催されている。
NTTコミュニケーションズ:IOWNで遠隔地のVTuberと共演
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)のブース(docomo businessのロゴが掲げられていた)では、IOWNを使った「リモート“バーチャル”プロダクション」が実演された。
幕張会場と、東京の大手町(NTTコミュニケーションズOPEN HUB Park)、大阪(NTT西日本 大阪QuintBridge)の3拠点をIOWN APNでつなぎ、それぞれの会場の出演者の映像を1つの画面に合成して、遅延なく同じ場所にいるかのように共演するというものだ。
特に大手町からはVTuberが出演したこともあってか、ブースには多くの観客が集まった。これには、バルス株式会社のバーチャルライブ制作ソフトウェア「SPWN」が利用された。
幕張では1人のオペレーターが映像合成などの操作をしていた。これは、IOWN APNによって、遠隔地の複数映像をリアルタイムで低遅延に集約することで、カメラスイッチング等のオペレーション省人化を実現できることを実証しているという。
なお、3拠点からのライブの後には、大手町のVTuberと幕張の来場者との撮影会も行われた。