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ネオジャパン、利用者の声に応えて機能強化したグループウェア「desknet's NEO V8.5」

新モバイルアプリ10種類を追加、スケジュールのTeams連携なども対応

 株式会社ネオジャパンは26日、グループウェア「desknet's NEO」において、14機能・80項目におよぶ機能拡張を行った新版「同 バージョン8.5」を提供開始すると発表した。

 「desknet's NEO」は、組織の情報共有とコミュニケーションの改善、業務効率化に役立つ27のアプリケーションを標準搭載したグループウェア。働き方改革・テレワーク・DX推進などを目的に、中小・大企業から自治体・官公庁まで、幅広い業種・規模の組織や団体に活用されているという。

 前回のバージョンアップとなる「バージョン8.0」では、OpenAIが提供する生成AI「ChatGPT」との連携機能を搭載していたが、今回は「バージョン7.5」と同様に、利用者からの声に応える形で、14機能・80項目の機能拡張を行っている。

 中でも特に要望の多かったのはモバイルアプリの機能拡張で、今回は新たに、10種類(設備予約、回覧・レポート、ウェブメール、ウェブメールIMAP、ToDo、伝言所在、アドレス帳、メモパッド、キャビネット、安否確認)のアプリを追加した。なお、各機能の新着を知らせるプッシュ通知にも対応しているほか、回覧・レポートの新規作成も行えるようになったとのこと(モバイルブラウザ版も含む)。

 またスケジュール・設備予約では、新たにMicrosoft Teamsとの連携に対応。Microsoft 365連携が設定されたユーザーが、desknet's NEOのスケジュール画面からTeams会議を作成・参加できるようになった(社外参加者の招待にも対応)。スケジュールの週間表示および1日表示のインターフェイスで、メンバーの予定と設備の空きを同時に確認・調整できる「選択予定表示」機能の追加や、月間カレンダーの6週間表示への対応なども行われている。

 さらに回覧・レポート機能では、届いた回覧の追加コメントをチェックできる「ウォッチリスト」機能を、ウェブメール機能では、長期休暇中などメール対応できない場合のための自動応答(バケーションリプライ)機能をそれぞれ追加した。

 このほか、業務アプリ作成ツール「AppSuite」では、スケジュール機能との連携や、Webhook機能の追加、文字列置換・営業日計算・和暦変換に対応した新しい関数の追加など、さまざまな強化・改善が行われているとのことだ。