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ネオジャパンがグループウェア「desknet's NEO V8.6」リリース、スマホ向け業務アプリの作成などに対応
エレコム製アルコールチェッカーと連携したアルコールチェック&運転日報アプリも
2024年9月13日 11:00
株式会社ネオジャパンは13日、グループウェア「desknet's NEO」の新版「同 バージョン8.6(V8.6)」を提供開始すると発表した。業務アプリ作成ツール「AppSuite」のモバイル対応を行ったほか、アルコールチェッカー「ALSmart(アルスマート)」と連携可能な「アルコールチェック&運転日報」アプリの提供などを行っている。
「desknet's NEO」は、組織の情報共有とコミュニケーションの改善、業務効率化に役立つさまざまなアプリケーションを標準搭載したグループウェア。ラインアップとしてはクラウド版、パッケージ版の双方が提供されており、働き方改革・テレワーク・DX推進などを目的に、中小・大企業から自治体・官公庁まで、幅広い業種・規模の組織や団体に活用されているという。
今回機能が強化されたAppSuiteは、desknet's NEO上にてノーコードでの業務アプリ作成を可能にする機能で、従来はPC向けのアプリを開発・運用できたが、今回は新たに、スマートフォン向けアプリに対応した。従来のPC向けと同様、スマホ向けのアプリについてもドラッグ&ドロップで画面レイアウトの設定・変更が可能で、特別なカスタマイズを必要とせずに、データの参照・検索・追加・変更といったほとんどの操作を、スマートフォンに最適化された画面上で行える。
また、社用車・公用車の管理・運用で発生する事務作業を効率化できるAppSuiteアプリ「アルコールチェック&運転日報」を新たに搭載した。エレコムのBluetooth対応アルコールチェッカーであるALSmartと連携し、測定結果をスマートフォン経由でアプリに直接登録できるとのこと。
なお「アルコールチェック&運転日報」では、アルコール検査履歴、車両管理、日常点検、運転日報、提出状況チェックといった5つのアプリが提供され、必要に応じて利用できる。
このほかdesknet's NEOでは、既存機能についても、ユーザーの要望などを基にしたさまざまな機能追加・改善がバージョンアップごとに行われており、今回も複数の変更を行っている。
まずポータルでは、メニューコンテンツが拡張され、1つのポータル内に複数のメニューコンテンツを配置できるようにするなどの変更により、ユーザーが目的の情報をより見つけやすいようになった。
またスケジュール・設備予約では、予定の追加・変更を行う際、開始時間を選ぶと終了時刻も自動的に入力されるようにしている。自動的に設定される終了時間は、30分後あるいは1時間後から選択可能だ。
加えて、バージョン8.0から追加されたChatGPT連携についても、ChatGPTのAPIモデルに「gpt-4o-mini」「gpt-4o」「gpt-4-turbo」を利用できるようにした。
なおdesknet's NEO V8.6は、9月13日よりパッケージ版の提供を開始。クラウド版については、新規契約者、無料試用版への適用が9月13日から開始されるほか、既存利用者への適用は10月から順次行われる。