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freee人事労務、メールアドレスを持たない従業員でもアカウントを利用可能にするアップデートを実施

 freee株式会社は29日、クラウド型人事労務システム「freee人事労務」において、メールアドレスを持たない従業員でもアカウントを利用可能にするアップデートを実施した。これにより、パート・アルバイト従業員が多く在籍する企業などでも、全従業員で利用可能になったという。

 freee人事労務は、勤怠管理・給与計算・社会保険手続きなどの効率化・自動化により、中小企業の人事労務管理の効率化を支援するクラウドサービス。従来の同サービスでは、各従業員のメールアドレスを登録してアカウントを取得し、利用していたが、企業において、パート・アルバイト従業員などに対してはメールアドレスを付与されていないケースが多く見られており、そうしたメールアドレスを持たない従業員は、freee人事労務を利用できない状況となっていたという。

 そこで今回のアップデートでは、任意のID/パスワードを管理者が発行して従業員に配布することで、メールアドレスを持たなくてもfreee人事労務のアカウントを発行・利用できるようになったため、同一企業内に、職種によってメールアドレスを保有していない人がいる場合でも、全従業員共通の労務管理ツールとしてfreee人事労務を導入可能になったとのこと。

 また、入社前でメールアドレスが発行されていない場合も、ログインIDの発行により入社手続きをfreee人事労務で対応できるようになったとしている。