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アジラ、人流解析プラットフォーム「asilla BIZ」で性別・年代を自動解析する属性分析機能を正式版として提供
2026年3月12日 12:00
株式会社アジラは10日、同社の行動認識AI技術を基盤とした人流解析プラットフォーム「asilla BIZ」において、β版として展開していた「属性分析機能」および「カスタムレポート機能」を、3月に正式版として提供開始すると発表した。
asilla BIZは、既存の防犯カメラ映像を活用して、AIによる映像解析で人流データを収集・分析する人流解析プラットフォーム。専用センサー不要で既設カメラをそのまま活用できる利便性が評価され、現在までに40を超える施設で導入されているという。
新機能は、2025年7月の属性分析(β版)リリース以降、商業施設やオフィスビルなど多様な現場での運用を通じてアルゴリズムの改良を重ね、属性を推定できない割合(NA率)を従来比で約半減させることに成功した。導入施設の8割以上がすでに属性分析機能を活用しており、実運用で安定したデータ提供が可能になったことを受け、正式版としてリリースする。
属性分析機能(正式版)は、防犯カメラ映像から、来訪者の性別および年代(10歳未満〜60代以上)をAIが自動で推定し、属性情報を可視化する。通過ラインごとの属性データを時系列で表示できるため、エリアごとの客層比較や集客施策による変化を一目で把握できる。
これにより、来訪者の性別・年代に基づいた時間帯や曜日ごとの傾向の可視化・分析、想定ターゲットとのギャップ把握による販促施策やデジタルサイネージ広告の最適化、属性ごとの動線や立ち寄り率を基にした売り場配置や導線設計の改善、イベントやキャンペーン施策の効果測定などに活用できる。
カスタムレポート機能(正式版)は、計測した人数や属性データを、日単位・月単位で自動集計する。視認性の高いレポート形式での出力に加え、CSV形式でのデータ抽出も可能で、社内報告や多角的な分析をスムーズに行える。
これにより、店長会議や定例会用の月次来館レポート作成の自動化、特定のイベント日を除外した「通常日」同士の比較・分析、平日と休日や飲食エリアと通路といった特定条件での傾向把握などに活用できる。
アジラは今後、正式版となった機能のさらなる精度改善に努めるとともに、現場の課題に即した機能拡張を継続するとしている。
