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freee、クラウド会計ソフトとシームレスに連携可能な販売管理サービス「freee販売」

 freee株式会社は1日、販売管理サービス「freee販売」を提供開始したと発表した。同社ではこれまで、「freee会計」「freee人事労務」を中心にバックオフィス業務の効率化を支援してきたが、このサービスによって新たに販売管理領域に参入し、案件の見積もり、請求書の発行や回収といったフロントオフィス業務の効率化を図るとしている。

 freee販売は、見積もりから売上管理までをカバー可能な、クラウド型の販売管理ソフトウェア。従来は、複数のExcelやツールで販売管理を行う必要があったため、転記する作業が手間になり、管理がおろそかになっていたというが、freee販売では最低限の入力のみで転記作業を一切不要にしており、見積書や請求書を作成すると、入金・支払いの期日を管理画面上にて自動で表示してくれるという。

 また、入力したデータから損益データを自動収集し可視化する機能を搭載した。これにより、複雑な関数を用いて集計したり、いちいちグラフ作成を行ったりしなくても、案件単位で損益を容易に把握可能になるとのこと。

 加えて、会計仕訳の登録や、請求・入金状況の確認をリアルタイムで行え、freee会計、freee販売それぞれの管理画面から1クリックで遷移できるので、案件ごとに遡りたい情報に、すぐに行きつけるとした。

 さらに、2023年10月から始まるインボイス制度にて対応が必要となった、「税率ごとの消費税額及び適用税率」および「適格請求書発行事業者の登録番号」の項目にも対応している。

 freee販売の価格は、月額基本料金が980円、ID料金が月額200円。なお、サービスリリースを記念して、2023年4月末までに年間プランを契約した場合、1人あたりのID料金が1年間無料で利用できるキャンペーンを実施するとのこと。