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クラウド型人事労務システム「freee人事労務」、建設業の2024年問題対応を支援する「就業規則テンプレート」を提供

 freee株式会社は22日、クラウド型人事労務システム「freee人事労務」において、建設業向けの「就業規則テンプレート」を提供開始したと発表した。これにより、2024年4月からの働き方改革関連法の対応により発生する、就業規則の新規作成・変更の作業の効率化を支援するとのこと。

 freee人事労務は、中小企業の人事労務管理の効率化を支援するクラウドサービスで、勤怠管理や給与計算から、年末調整、入退社手続きなどの業務までを一気通貫で効率化可能。連続する業務を連携し、転記や手作業をなくすことで、ミスや手間を削減できるという。

 また、医療・運輸業界などにおける2024年問題対応を見据え、業種特化の機能提供を強化しているが、今回提供する「就業規則テンプレート」は、2024年に迫った建設業の働き方改革対応の手間を削減するためのテンプレート。新たな法制度に対応した就業規則の作成においては、就業規則の変更を依頼するとコストが掛かる、かかりつけの社労士がいない、2024年4月からの働き方改革関連法の改正に則した就業規則を作成できるか不安、などの課題があったが、このテンプレートは、働き方改革関連法や建設業特有の規定に対応しているため、就業規則の新規作成・変更に関わる作業を効率化できるとしている。