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ジョイゾー、白ナンバー事業者のアルコールチェック支援サービス「ちぇっかる」

第1弾として「Jobocoエディション」を提供

 株式会社ジョイゾーは16日、道路交通法施行規則の改定に対応したアルコールチェック管理サービス「ちぇっかる」を発表した。第1弾として、チャットボットを通じて測定結果をkintoneで管理する「Jobocoエディション」を提供開始する。

 「ちぇっかる」は、2022年4月の道路交通法施行規則改定に伴って、白ナンバーを所有する事業者でも義務化されることになった、安全運転管理者による運転者のアルコールチェックに関する業務(報告、確認、保存)を支援するためのサービス。

 その第1弾として今回提供されるJobocoエディションは、簡単な登録・確認・保存方法の仕組みのみを提供するエディションで、すでに所有する携帯デバイスやアルコール検知器をそのまま活用することで、コストを抑えた利用を可能にするという。

 運転者が検査結果をチャットボットに回答するだけで、その内容がサイボウズの業務アプリクラウド「kintone」上に自動保存されるので、管理者は紙による運用を行うことなく、kintone上に登録された内容を遠隔地から確認できるとのこと。

 また管理画面は、開発の知識がなくても自社の業務に合わせたシステムを作成できるkintone上に構築されているため、アルコールチェック以外の基本業務を含めた業務改善や、今後の法改正にも柔軟な対応が可能になる点も特徴とした。

 なおJobocoエディションは、kintoneに加え、ビジネスチャット「LINE WORKS」、LINE WORKSとkintoneをつなぐチャットボット作成サービス「Joboco」を組み合わせて構成されており、価格は、初期費用が10万円、月額利用料が2万3040円からとなる。