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デル・テクノロジーズ、屋外設置可能でクラウドRANとAIを実行する「Dell PowerEdge XR9700」サーバーを発表

 米Dell Technologies(以下、デル・テクノロジーズ)は現地時間25日、
保護されていない屋外環境で、クラウドRANとエッジAIワークロードを実行するために設計された、業界初となるクローズドループの水冷式、完全密閉型の高耐久性サーバー「Dell PowerEdge XR9700」を発表した。

 PowerEdge XR9700は、電柱、屋上、建物の外壁への設置を想定して設計されたサーバーで、従来のデータセンターインフラストラクチャでは対応できなかった、密集した都市部、遠隔地、スペースに制約のある施設に、ハイパフォーマンスコンピューティングを提供する。

 デル・テクノロジーズは、通信事業者やエッジで作業を行う事業者は、電力とスペースの不足により、コンピューティングの導入に苦慮することが多いと指摘する。PowerEdge XR9700は、耐候性に優れ、密閉構造を持つ超コンパクトで設置面積がゼロのIP66規格の筐体で、必要とされる場所にハイパフォーマンスコンピューティングを直接提供する。

 通信事業者にとっては、従来のRANソリューションに代わる柔軟なソフトウェア定義の選択肢となり、セルサイト(基地局)でのクラウドRANおよびオープンRAN処理をサポートする。同時に、このプラットフォームはデータが生成、利用される場所で、エッジおよびAIアプリケーションを直接実行できる。

 PowerEdge XR9700は、最も過酷な環境に耐えるように設計されており、超コンパクトでIP66規格に準拠し、GR-3108クラス4認定を受けているため、極端な温度変化、ほこり、湿気にさらされる環境下でも、信頼性が高く静かにパフォーマンスを発揮する。熱管理アーキテクチャを備えたクローズドループの水冷方式を採用し、-40℃〜46℃の温度範囲と直射日光の両条件下においても一貫した動作を維持する。これらすべてが、電柱、屋上、建物の外壁への設置に適したコンパクトな15リットルのフォームファクタに収められており、このゼロフットプリント設計により、従来は無線ソリューションしか運用できなかった場所に、通信事業やエッジのワークロードを提供できる。

 PowerEdge XR9700は、インテルvRAN BoostテクノロジーとインテルAMXテクノロジーを統合したインテルXeon 6 SoCを搭載し、1台のサーバーで最大15の5Gセクターをサポートする処理能力とフロントホール接続を実現する。このプラットフォームはクラウドRAN向けに最適化されている一方で、柔軟性に優れているため、事業者はネットワークアーキテクチャとサービス要件に基づいてエッジとAIのワークロードを実行できるとしている。

 PowerEdge XRシリーズの一部として、XR9700はデル・テクノロジーズの既存の管理ツールおよびソフトウェアスタックと統合されている。iDRAC(Integrated Dell Remote Access Controller)により、ゼロタッチプロビジョニング(ZTP)をリモートで可視化および制御でき、また、「PowerEdge XR8720t」で検証済みのクラウドRANソフトウェアとの互換性により、認証を簡素化し、通信ネットワークの導入を加速する。