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サーバーワークスのAWS運用自動化サービス「Cloud Automator」、マルチアカウント管理を効率化する新機能を提供

 株式会社サーバーワークスは25日、Amazon Web Services(AWS)の運用自動化を支援するサービス「Cloud Automator」において、マルチアカウント管理を効率化する「AWS Organizations連携機能」など、複数の新機能を提供開始したと発表した。

 Cloud Automatorは、AWSのジョブ自動化を容易に行えるサービス。タイマーによる起動/停止といった基本的な運用の自動化によるコスト削減だけでなく、バックアップやセキュリティ対策、システム連携などにも対応している。

 今回は、複数のAWSアカウントをグループ化し組織として集中的に管理できる「AWS Organizations」との連携機能を新たに搭載した。

 サーバーワークスによれば、企業のAWS利用拡大に伴い、AWS Organizationsを用いた複数アカウントの統制管理が進む一方、運用自動化ツール導入時の初期設定にかかる工数が大きな課題となっているとのこと。そこで、AWS Organizationsの管理アカウントで設定するだけで、組織にひも付くすべてのメンバーアカウントに対し、Cloud Automatorの利用に必要なIAM(Identity and Access Management)ロールを一括で自動作成する新機能を提供する。

 組織に新しいAWSアカウントが追加されると、自動的にIAMロールが作成されるため、都度の登録作業が不要となり、即座に運用自動化を開始可能。権限更新が必要な場合でも、管理アカウントからの一括操作のみで完結するため、大規模環境でも効率的な運用を行えるとしている。

 また今回は、IPアドレスによるアクセス制限機能も追加された。管理コンソールへのアクセス元を特定のIPアドレスのみに制限できるため、既存の二要素認証と組み合わせることで、よりセキュアな運用環境を実現するとしている。

 なお今後は、生成AIを活用した「ジョブワークフロー作成支援機能」の提供を予定する。「Amazon EC2インスタンスを毎日バックアップしたい」「特定のタグがついたリソースを夜間停止したい」といった要望を対話形式で入力・選択するだけで、最適なジョブワークフローを自動生成できるため、専門知識がなくても、Cloud Automatorが培ってきた運用のベストプラクティスに基づき、短時間でミスのない運用ワークフローの構築が可能になるとのことだ。