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トヨタモビリティサービスの車両管理クラウド「Booking Car」、アルコールチェック義務化への対応支援機能を追加

 トヨタモビリティサービス株式会社は30日、車両管理クラウドサービス「Booking Car」において、アルコールチェック記録を入力できる新機能を提供すると発表した。これにより、4月施行の改正道路交通法で義務化されたアルコールチェックの記録・保存の管理業務に対応可能になったという。

 Booking Carは、社用車の管理をデジタル化するクラウドサービス。社用車の予約・メンテナンススケジュールや日報、駐車場のデータなど、社用車の管理に必要な機能を提供している。

 今回のアップデートでは、4月施行の改正道路交通法により、白ナンバー車のアルコールチェックが義務化されたことに対応し、アルコールチェック項目を追加できる新機能を提供する。これを用いることで、アルコールチェックの記録・保存義務のある8項目をチェック項目に設定し、デジタル管理できるようになるとのこと。

 また、入力形式はチェックボックスを入力する簡便な方式に加え、文章を入力する方式も選択できるので、車両管理者のニーズに応じた対応を行える。

 さらに、あらゆるアルコールチェッカーに対応するので、企業がすでに保有するアルコールチェッカーの記録・保存をサポート可能。加えて、Booking Carでは「距離」や「日常点検」が入力必須のため、簡単に運転日報とアルコールチェック記録を作成できるとしている。

 価格は、ライトプランの場合で、車両1台あたり月額550円(税込)から。利用できる従業員数には制限がない。