パイ・アールとワークスモバイルが提携、アルコール検知時にリアルタイムでLINE WORKSへの通知を実施

PC版への通知イメージ

　株式会社パイ・アールとワークスモバイルジャパン株式会社（以下、ワークスモバイル）は17日、パイ・アールのアルコールチェックシステム「アルキラーPlus」とワークスモバイルのビジネスチャット「LINE WORKS」が連携したと発表した。

　アルキラーPlusは、検査者の写真付きデータをクラウドで管理でき、リアルタイムで情報が管理画面に届く、スマートフォン連動型アルコール検知システム。一方のLINE WORKSは、LINEとほぼ共通した使いやすいインターフェイスを備えるクラウド型ビジネスチャットサービスである。

　両社では今回は、2022年4月の道路交通法施行規則改定に伴って、白ナンバーを所有する事業者に対しても義務化されることになった、安全運転管理者による運転者のアルコールチェックに関する業務を支援するために、両サービスを連携させたという。

　アルキラーPlusがアルコールを検知した場合、LINE WORKSのチャット（トーク）でその通知を即座に受け取ることが可能。管理者は検知結果を迅速に確認し、その後の対応ややり取りもLINE WORKS上で行える。

スマートフォン版への通知イメージ

　なお、排水設備や公共下水道施設などの点検・調査・清掃・補修などの事業を展開する管清工業株式会社は、先行してこの連携機能を導入しており、業務で車を利用する社員が始業時と終業時に利用しているとのこと。同社では、アルコールの検知結果がLINE WORKSを通じて管理者に即座に届くため、その後の対応をより迅速に進められると評価している。