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サテライトオフィス、白ナンバー事業者向けのアルコールチェック管理サービス「スリーゼロ」を販売

 株式会社サテライトオフィスは10日、白ナンバー事業者向けのアルコールチェック管理サービス「スリーゼロ」を販売開始したと発表した。

 2022年4月に改正道路交通法が施行され、乗用車なら5台以上、または定員11名以上の車両を1台以上保有している事業者の場合、白ナンバー車両においても、安全運転管理者による運転者の運転前後のアルコールチェックが義務化された。

 今回発表されたスリーゼロは、こうして新たに対象となった事業者の対応を支援するサービス。市販のアルコール検知器の検査結果をスマートフォンで撮影し、撮影データから自動認識した検査値をクラウドで管理する機能を提供する。

 スマートフォンで撮影された検査値を用いるので、検知器の種類が違っていてもクラウドで一元管理できる点がメリット。検査状況は管理画面でリアルタイムに確認でき、複数拠点の一元管理にも対応するため、検査抜け・漏れを防げるとした。

 提供される管理者用アプリでは、検査結果の一覧表示や、検査結果一覧のデータ出力、異常時のアラートなどが可能。一方の運転者用アプリは、検知器と連動したアルコールチェック機能や、なりすまし防止機能などを備えている。

 また、運転日誌と組み合わせたプランも用意されており、アルコールチェック記録と運転日誌を併せて保存できるので、管理の手間を省けるとのこと。

 利用料金(税込)は、シンプルプランが月額330円、スタンダードプランが月額550円、運転日誌機能を利用できるプレミアムプランが月額990円。別途、初期導入費1万6500円/事業所が必要となる。

 なおアルコール検知器は、スタンドアローンタイプは「EA-100」(株式会社タニタ)や「FALC-21」(フィガロ技研株式会社)に、Bluetooth機能対応タイプは「SC-502」(中央自動車工業株式会社)や「FALC-31」(フィガロ技研株式会社)に対応する。