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JBAT、クラウド版GaroonとZoomを連携させるプラグイン 会議予約や参加者への連絡を容易に実行可能に

 JBグループのJBアドバンスト・テクノロジー株式会社(以下、JBAT)は10日、サイボウズのクラウドグループウェア「サイボウズ Garoon」のクラウド版において、スケジュール登録とZoomの会議予約が同時にできるプラグイン「ATTAZoo G(アッタゾー ジー)for Zoom予約」を提供すると発表した。

 従来、Zoomの会議を設定するには、まずZoomで会議予約をしてから、その接続情報を参加者にメールで連絡する、Garoonのスケジュールに登録して共有するといった、ZoomとGaroonの両方での作業が必要だったという。

 今回発表された「ATTAZoo G for Zoom予約」は、Garoonの機能を拡張し、こうした煩雑な作業を行わなくとも、GaroonのスケジュールとZoomの会議予約を連携可能にするプラグイン。JBATが開発・提供するクラウド連携プラットフォーム「Qanat Universe」の技術を利用して開発された。

 このプラグインを利用すると、Garoonの“施設”(会議室や備品等を管理)としてZoomを登録でき、スケジュールの登録と同時にZoomの会議予約を自動で行えるようになる。予約したZoom会議の接続情報が自動でスケジュール画面に登録されるため、参加者への連絡も不要で、Web会議開催における作業負荷を軽減。またZoomの会議予約は、同じZoomライセンスで予定が重複しないよう、予約者が管理・把握する必要があるが、このプラグインを利用すれば会議予約の重複もチェックできるので、トラブルの回避と効率のよい運用を実現するとしている。

 利用料金は、月額2万5000円(税込)から。JBATならびにパートナー各社、およびJBグループ各社を通じて販売し、2021年度に100社への導入を目指す。

 なお「ATTAZoo G for Zoom予約」は、JBグループが展開するトータルITサービス「HARMONIZE」の「アプリ連携ソリューション」において提供される。