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JBCC、kintoneとDropboxを連携し業務データと大容量ファイルを一元管理する「ATTAZoo Connect for Dropbox」

 JBCC株式会社は27日、サイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone」の機能を補完する拡張プラグイン「ATTAZooシリーズ」の新ラインアップとして、kintoneとクラウドストレージのDropboxを連携するソリューション「ATTAZoo Connect for Dropbox(アッタゾー コネクト)」を、11月19日より販売開始すると発表した。

 ATTAZoo Connect for Dropboxは、Dropboxのストレージ機能を活用してkintoneで利用するさまざまな文書やデータの保存・管理を行うソリューション。kintoneアプリにファイルを添付すると、ファイルを自動的にDropboxへ保存するとともに、保存されたファイルの共有リンクがkintoneのレコード上に自動表示され、利用者はその共有リンクをクリックするだけでファイルにアクセス可能となる。

 これによって例えば、営業活動の進捗に応じてkintoneアプリに見積書を添付し、それをDropbox経由で顧客やバックオフィス部門と共有するといった、シームレスな業務連携が可能になるとのこと。

 セキュリティ面でも、ファイルの保存・編集・削除などの操作履歴が自動で記録される仕組みを備えており、業務の透明性やトレーサビリティを確保する。

 またkintoneでは、契約ユーザー数に応じて利用可能なディスク容量が定められており、添付ファイルの蓄積やCADデータなどの大容量データの取り扱いによって容量が圧迫されるケースがあるが、ATTAZoo Connect for Dropboxを利用すれば、kintoneのディスク容量を使うことなくファイルをDropbox上で効率的に管理できる点もメリットとした。なお、すでにkintoneに保存されているファイルも一括でDropboxへ移行でき、過去のデータも含めたファイルの一元管理を実現できる。

 加えて、導入もシンプルな設定で行え、同名ファイル保存時やkintoneレコード削除時の挙動など、業務や運用ポリシーに合わせた柔軟な設定に対応するとしている。

 料金はkintoneのユーザー数に応じたプランが設定されており、価格(税別)は、100ユーザープラン(1~100ユーザー)が月額1万5000円、500ユーザープラン(101~500ユーザー)が月額2万円となる。