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イグアス、IBM iとクラウドサービスを自動連携する「i-Road Exporter」

第1弾として電子請求書発行システム「楽楽明細」との連携サービスを提供

 株式会社イグアスは13日、IBM i向けクラウドサービス自動連携ソリューション「i-Road Exporter」、および請求書発行業務のデジタル化を実現する「i-Road Exporter for 楽楽明細」を提供開始すると発表した。

 i-Road Exporterは、迅速かつ低コストにビジネスサーバー「IBM i」のデータとクラウドサービスを自動で連携するソリューション。自動連携機能により、IBM iとクラウドサービスのデータ連携作業時に発生する開発コストを削減できるほか、IT部門による作業が不要となるため、人的リソースの課題を解決するという。また、データアップロード作業時もPCを介することなくクラウド上で完結できるので、情報漏えいのリスクを低減する。

 今回はシリーズの第1弾として、株式会社ラクスのクラウド型電子請求書発行システム「楽楽明細」との連携が可能なi-Road Exporter for 楽楽明細を製品化した。IBM i上の帳票データを楽楽明細へアップロードするだけで、請求書のPDF化からWeb配信までを自動化できるため、業務の担当者は、請求書の印刷・封入・発送等の手作業が不要になるとともに、誤送付による情報漏えいの防止も実現するとのこと。さらに、Web上でのタイムリーな請求書発行を実現することによって、顧客満足度向上に貢献するとしている。

 なおi-Road Exporterの連携機能には、JBアドバンスト・テクノロジー株式会社(以下、JBAT)のクラウド連携プラットフォーム「Qanat Universe」を採用している。