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kintoneアプリ間のデータ更新を自動化、JBATがプライグイン「ATTAZoo U」提供

 JBアドバンスト・テクノロジー株式会社(以下、JBAT)は29日、サイボウズの業務アプリ作成クラウド「kintone」において、アプリ間のデータ更新を自動化するプラグイン「ATTAZoo U(アッタゾー ユー)」を提供開始すると発表した。

 ATTAZoo Uは、kintoneアプリ内のデータが更新された時に、別のkintoneアプリのデータを自動で更新するプラグイン。例えば、kintoneの案件管理アプリで営業活動を登録した際に、顧客管理アプリに登録されている顧客の最終訪問日を自動で更新すれば、日々の活動登録から顧客のマスター情報を常に最新の状態に保てるという。

 また受注・出荷の業務フローにおいては、出荷アプリに入力した出荷状況を、前工程である受注アプリにも自動更新されるように連携することで、業務担当者は複数のアプリをチェックしたり二重入力したりする必要がなくなるとした。

 kintoneでこれらの機能を実現するには、通常、JavaScriptによるプラグラミングを必要としていたものの、ATTAZoo Uは機能が実装されたプラグインとして提供されるので、開発の必要はなく、導入してすぐ利用可能としている。

 なお、更新元のアプリ1つに対し、更新先のアプリは最大5つまで対応可能。また更新先のアプリ1つに対し、更新するフィールド数は最大20までとなっている。

 価格は、kintone 1ドメイン利用あたり月額1万円(税別)で、メールによるヘルプデスクサービスが付属する。