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oViceがZoomと業務提携、バーチャルオフィス上でシームレスにビデオ会議が可能に

 oVice株式会社は29日、米Zoom Video Communications(以下、Zoom社)と業務提携契約を締結したと発表した。これにより、バーチャル空間サービス「oVice」上から、ツール間の移動をすることなく、シームレスにZoomビデオ会議へ移行することが可能となる。

 oViceは、 ウェブ上で自分のアバターを自由に動かし、相手のアバターに近づけることで簡単に話しかけられる2次元のバーチャル空間。2020年8月のサービス開始から、のべ1万件以上のスペースが利用されており、テレワークにおけるバーチャルオフィスや、オンラインイベント空間、教育現場でのバーチャルキャンパスなどで利用されている。

 oViceは、これまでもビデオミーティング機能を搭載してきたが、ユーザーへのアンケートでは8割以上が、「社外の方とのオンラインミーティングはユーザー数の多いZoomで行うことが多く、Zoomと連携をしてほしい」という回答があったことから、今回の提携に至ったという。

 提携により、oVice上からツール間の移動をすることなくシームレスに会議をすることが可能になる。また、oVice上でZoomミーティングを複数立ち上げることで、誰がどこで誰と話しているのかが可視化され、各ミーティングを移動しやすくなり、よりインタラクティブな交流ができるようになるとしている。